遅くなってしまいましたが、予定通り11月9日に帰国しました。
驚いたのは、今年はケニア大統領選挙の年だというのに、今のところ体調もまったく問題なく、自宅に戻って携行機材を確認しても何一つ欠けている物はなかったことです。
アフリカに通い始めて過去二度あったケニア大統領選挙。
なぜかその度に痛い目を見ていたため、一部の友人たちには「ケニア大統領選挙に呪われているんじゃない?」と言われ、自分でも薄々そんな気がしていました。
(今までの人生で、財布を落としたり物を盗られたりしたことがあるのはケニアでだけで、さらに大統領選挙の年だけなのです)
1996年年末に行われた大統領選挙を取材するため、ルワンダから空路ケニアに移動中に発症し、危うく命を落としそうになった脳性マラリアを皮切りに、マラリア完治後の1997年年明けに行われた大統領就任式取材時に3日間かけてじっくりとだまされカメラ機材の入ったバックを丸ごと盗まれた前々回の選挙……。
ウガンダで扁桃腺が原因で体調を崩したにもかかわらず勝手にマラリアだと思いこみ、非常に強いマラリア治療薬を飲んだ結果嘔吐と発熱に苦しみながら3日間寝込み、その後再びケニアの大統領就任式を取材中、すさまじい群衆に巻き込まれカメラのレンズ一本と携帯電話をすられ、さらに帰国前日、タクシーに財布を落とし数万円の損失をだした前回の2002年……。
思い起こせばアフリカでの辛い経験の8割は、ケニアの大統領選挙の年に集中しています。
あぁ、そういえば、見知らぬアフリカの散髪屋で髪を切るという愚挙を犯したのも1996年だ……。
(すべての髪の中で前髪が一番短くなり、おまけに額に沿って丸くデザインされたある意味先鋭的な髪型でした)
実は今回、ウガンダからアフリカ入りしたのは時間の節約という意味もあったのですが、なによりもケニアの大統領選挙を警戒してのことでした。
悪いジンクスを断ち切る事ができて本当に良かったです!
ただ、まだ大統領選挙が行われる前なので油断はできませんが……。