vol.3 コロンベ (ルワンダ)

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コロンベ
昨日、8年前から取材させてもらっている戦災孤児のコロンベと会ってきました。

彼女と初めて出会ったのは、当時ルワンダにあった「TOFU屋」を取材したときでした。
可愛い白の洋服を着たコロンベは、レンズを向ける見慣れない外国人の私に満面の笑みを浮かべてくれました。

当時、これからどのようにしてルワンダを取材していけば良いのか悩んでいた私は、屈託のない彼女の笑顔に一瞬で魅了され、それをきっかけに「彼女が成長していく姿を通して、ルワンダという国を見つめていこう」と思うようになりました。

先の内戦が集結してしばらくした頃、赤ん坊だったコロンベは、ボロボロの布でくるまれ孤児院の前に捨てられていました。
偶然通りかかったルワンダで「TOFU屋」を立ち上げたマドレーヌという女性がコロンベを見つけ、家に連れて帰り育てるようになったのです。

それから11年、「TOFU屋」はマドレーヌがイタリアに出稼ぎに行ったことをきっかけに人の手に渡り、コロンベも「TOFU屋」の従業員だったテレサという女性に引き取られ彼女の家で育てられています。

数年前、私の姿を見ると大慌てで隠れたり、目を合わしてくれない時期があり、勝手に「コロンベは自分の娘だ」と思い、毎年その成長を楽しみにルワンダに来ている私は、「嫌われたのかも…」と、とてもショックを受けた時期がありました。

でも今年は、カメラに興味を示したコロンベと、二人でテレサの家族を写したり、一緒にサッカーボールで遊んだりと、娘と充実した幸せな時間を過ごせました。

すくすくと毎年成長していくコロンベ。
ちょっと痩せすぎなのが心配なのですが、これからも彼女が笑顔で居続けられるよう、ルワンダに平穏が続くことを心から祈っています。


<追記>
いつもの事なのですが、アフリカを取材していて本当に困るのが数字に関してです。
コロンベの年齢も、その生い立ちを聞いている限りでは少なくとも11歳になっていなければならないのですが、昨年聞いたときは「7歳」、今年は「10歳」でした…。(ちなみに一昨年も7歳)
取材の帰り、タクシー乗り場までテレサとコロンベに送ってもらっていた時、何人かコロンベの同級生たちと出会ったのですが、どう見ても一回りコロンベの体のほうが大きかったです…。

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